那智の火祭りは令和7年7月14日です。
那智の火祭り(正式には「那智の扇祭り」)は、和歌山県那智勝浦町にある熊野那智大社で毎年7月14日に行われる有名な伝統的お祭りです。国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
起源は、神々が那智の滝に降臨したことを再現する神事とされています。
長さ2〜3m、重さ50〜60kgの12本の大たいまつがかつがれて、那智の滝の参道(石段)を激しく振り回されながら進みます。
この火で、那智の滝のご神体に扮した「12体の御神輿(神の魂)」を「清める」という意味があります。
自然崇拝と神仏習合の名残が色濃く残る「熊野信仰」の一端です。火で清め、滝で祓うという、浄化・再生の儀式的意味合いです。
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